個人向け国債の金利推移
個人向け国債とは個人の投資家が最低1万円から購入できる国債のことで、市場の実態に応じて半年ごとに金利が変動するため利払いも半年ごとに行い、受け取る利子にも増減が生じます。変動10年型個人向け国債と、固定5年型個人向け国債があります。
変動10年の基準利率は、0.8%減ですので、現在の利回りが1.25%とすると0.45%という計算になります。固定5年型の基準利率は、0.5%減であり、購入時に設定された利率が、5年間は固定されたまま変動しない仕組みになっているのです。
個人向け国債は満期までの期間が、10年と5年であり、1年経過すれば中途解約はできますが、変動10年型では直近2回分、固定5年型では直近4回分の税引き前の利子相当額の手数料が差し引かれます。解約時の手数料の負担によっては、受取り金額の合計額は購入金額を下回ることにもなりますので、満期までは解約しないことが望ましいです。
個人向け国債は将来の教育資金や、5年後の利用目的のためなど事情に応じて満期までの期間か、金利の予測などを重視して選択するのが一般的です。また預ける期間と金利の動向の予測をたてて選ぶことが大切ですが、世界不況のなかで、低水準の金利が続いている現況をどのように予想するのか難しい問題です。
今後世界経済の早い回復で金利が上昇すると思えば変動10年、現状と変わらないか、または金利が下がると思えば固定5年を選ぶのが良いでしょう。